新規ろ過・抽出法(BC法)と学会法の総合比較 技術情報1 最近開発された微細流路を使用したろ過・抽出法(ビリューチップ法orBC法;参照論文)は図-1に示すような流路チップを使用して、環境DNA測定の前処理がでる今までにない方法です。そこでこのBC法の性能(ろ過&抽出効率)をこ […] 続きを読む
学会マニュアルを改良したキアゲン抽出手順(ATL法) 作業手順1技術情報1 1.はじめに 今回は今後環境DNA測定に役立つと思われる論文(http://doi.org/10.1002/edn3.406)の紹介になります。 環境DNA学会のマニュアルに記載されているキアゲン(Qiagen)社の […] 続きを読む
内部標準による抽出&PCR阻害の補正 技術情報1 以前の投稿で、環境水に含まれる夾雑物によってPCR阻害のみならず抽出阻害も発生することを実験データと共に示しました。PCR阻害はPCR前に標準物質を入れること、もしくは抽出液を薄めることで阻害の有無とその程度を推測でき […] 続きを読む
ポータブル・リアルタイムPCR装置の比較 技術情報1 新型コロナ蔓延に際して、これまでごく一部の研究者にしか知られていなかったPCRが一躍メジャーな言葉になりました。しかし実際にPCRをしようと思うと大型で高価なPCR装置を入手する必要があり専門機関でしができないと考えて […] 続きを読む
キアゲン抽出時のBuffer-AEの量とDNA濃度 技術情報1 環境DNAの検出を行う場合、多くの場合なるべく高濃度の抽出液を得たいと思うはずです。ここでは高濃度に抽出するためのヒントになるデータがありますので紹介します。 学会のマニュアルに記載されているキアゲン社キット(DNe […] 続きを読む
増幅阻害時の増幅曲線 技術情報1 環境水を出発点とする環境DNAの検出では、夾雑物による阻害の影響を常に考えなければなりません。環境DNA学会が発行するマニュアルや環境DNAのバイブル本(?勝手にそう思っていますが「環境DNA」共立出版発行のもの)など […] 続きを読む
水質による環境DNA測定結果の変動について(2) 技術情報1 先の投稿「水質による環境DNA測定結果の変動について(1)」で環境DNA学会のマニュアルにある方法で測定した場合でも、環境水の水質により測定データが一桁以上ばらつく可能性があるということを説明しました。またこのバラツキ […] 続きを読む
キアゲン抽出法と簡易抽出法の効率比較(2) 技術情報1 環境DNA学会のマニュアルにあるキアゲン抽出法(学会法)とこのサイトで紹介している簡易抽出法の比較は、効率比較(1)で簡単な効率比較の例を紹介しました。内容はコイのいる池の水をもちいて二つの方法で抽出し、増幅曲線からC […] 続きを読む
水質による環境DNA測定結果の変動について(1) 技術情報1 学会のマニュアルに従って抽出・PCR増幅を行ったとしても環境水の水質により測定結果が変動します。場合によっては一桁以上変わる可能性があることを実験データで示します。 続きを読む